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カーセンサー読者プレゼント
1984
鵜飼和夫
家の片付けをしていて出てきた珍品❗
Car-Sensor創刊号の読書プレゼントの
予備用のブリキのトラック🚚(中国製)。
創刊号では副編集長だった芳原さん
(㈱KADOKAWA 前取締役専務執行役員)から
「余り物だから鵜飼にあげるよ」
と言われていただいた品物。
創刊当時のロゴはこんな感じだったのです。
芳原さんは会社のフロアの寝袋で、創刊まで
(たぶん)2ヵ月位過ごされていた。
そもそも、雑誌の創刊は半狂乱の状態で
進めていくのだと思っている。
営業を担当していた自分も
毎日26時に銀座8丁目の会社を出て、
皆で傍のやるき茶屋で28時迄飲んで
会社の寮(北千住)に帰って
900に間に合うように出勤する。
自動車情報準備室が7/1にできて
創刊が10/5だった。
本当に本当に濃密な3ヵ月だった。
創刊後に芳原さんは編集長になった。
このブリキのトラックは
青春の熱い思い出でもあり
その時に一緒に仕事をした方々を
思い出す品物でもある。
この春に就職した娘から聞いたのだが
職場の上長が車好きらしく
自分の親が「Car-Sensor」の創刊の
一員だったと話したら、ビビっていた
と言われた。
世の中の役に立ち、
世の中に影響力のある仕事、だったのだ。
創刊当時のメンバーは
後々の影響力なんて考えずに
より良い自動車情報誌にするために
ただ必死に仕事に向かっていたなぁ
(2021年9月18日facebook投稿より)

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